【9月6日 AFP】スロベニア北部マリボル(Maribor)の刑務所で受刑者が4日、厚さ1メートルの壁に穴を開け、脱走に成功した。

 脱走事件が発生した刑務所は声明を発表、「監視カメラの映像を確認したところ、受刑者1人が作業室上部の壁に穴を空け、脱走した」と明らかにした。脱走から10分後には事態が発覚したが、脱走者は現在も見つかっておらず、逃走中だという。 

 テレビ報道によれば、脱走に成功したのは「元」受刑者で麻薬中毒者のSinisa Josic(24)。同刑務所からの脱走を試みたのはこの人物が初めてではないという。(c)AFP