【8月6日 AFP】スーダン西部ダルフール(Darfur)地方の反政府勢力は6日、政府側との和平交渉へ向けた方針について共通合意に至った。

タンザニアのアルーシャ(Arusha)で3日間にわたり開かれた会議には、8つの反政府勢力が参加。会議後に発表された共同声明では「(政府との)最終的な交渉へ向けた権限や財産の分割、安全保障のあり方、土地問題や人道危機に関する問題」について提言が行われた。また、最終交渉については「2か月から3か月以内に開かれるべきだ」と提言された。

 今月3日から開かれた同会議は、アフリカ連合(African UnionAU)と国連(UN)が仲介した。会議には、これまでで最多の反政府勢力の政治指導者や司令官らが集まった。(c)AFP