【8月4日 AFP】スーダン西部ダルフール(Darfur)地方の反政府勢力は3日、国連安全保障理事会(UN Security Council)が国連とアフリカ連合(African UnionAU)の合同部隊派遣を決議したことを受けて、タンザニアのアルーシャ(Arusha)で会議を開いた。政府との新たな和平交渉および内戦終結に備えて、共通の立場を明確にし、統一戦線結成に向けて道を開くのが目的。

 会議は国連とアフリカ連合の主催で開かれたもので、リビア、エリトリア、エジプトといったシリアの近隣諸国と、少なくとも16の反政府勢力の代表が出席すると見込まれていた。

 アフリカ連合のサリム・アハメド・サリム(Salim Ahmed Salim)特使は、最終的な協議が行われる時期について「2か月以内」だと話した。(c)AFP/Jean-Marc Mojon