【ドゥアラ/カメルーン 8日 AFP】乗客乗員114人全員が死亡したケニア航空(Kenya Airways)の航空機墜落事故で7日、救助隊はカメルーン南西部ドゥアラ(Douala)市郊外にあるMbanga Pongo森林の湿地帯に横たわる墜落機から、遺体の回収作業を開始した。ドゥアラ市の検察官Luc Ndjodo氏はAFPに対し、救助隊がようやく最初の遺体を発見したのは、同航空会社のボーイング(Boeing)737-800機がケニアのナイロビ(Nairobi)に向けて離陸直後、暴風雨に遭いレーダーから姿を消して48時間以上がたってからのことだったと述べた。また墜落機は、地元の漁師らが海で爆発音と騒音を聞いたとの情報が入り、その36時間後にドゥアラの南西20キロメートルの地点で発見された。写真は7日、墜落現場から犠牲者の遺体を運ぶ赤十字(Red Cross)の救助隊員。(c)AFP/KAMBOU SIA