【コースト/アフガニスタン 22日 AFP】東部ホースト(Khost)で22日、警官の制服を着た男による自爆攻撃があり、10人が死亡、40人以上が負傷した。州情報当局が伝えた。

 犯人はバイクで混雑した精肉市場に乗り込み自爆。公衆衛生当局は、犠牲者10人のうち大半は民間人だったと述べた。負傷した40人以上のうち、4人は意識不明の重体。犠牲者のうち少なくとも3人は、小売店の店主だったという。

 治安当局は、自爆テロの前日から犯人の男を探していたという。この事件の数時間前には、中央市場の店に設置されたカメラに仕掛けられた爆弾が爆発し、1人が死亡、7人が負傷している。

 公衆衛生当局はまた、今回の爆発は14日にあった2グループの対立をきっかけとした個人的な恨みによるもので、タリバンとは関係ないとしている。

 パキスタン国境に近いホーストでは過去数か月、タリバンによる自爆および待ち伏せ攻撃が活発化している。

 写真はホーストの病院で2月に発生した自爆攻撃の現場に立つ地元住民ら(2007年2月20日撮影)。(c)AFP/Emranullah ARIF