【Buqata/イスラエル 12日 AFP】シリア国内で12日、イスラム教ドルーズ(Druze)派のカップルが結婚式を挙げる。

 新郎はシリア本土出身、新婦はイスラエル占領地となっているゴラン高原(Golan Heights)の出身。シリア、イスラエルの境界線をまたぐこのような結婚式は年2回程度行われるという。ゴラン高原はシリア固有の領土だが、1967年の中東戦争以来イスラエルが占領している。

 写真は同日、親族に見送られ、シリア領へ入った新婦と迎える新郎。2人はダマスカス(Damascus)近郊の町Kurayaに新居を構える予定だという。(c)AFP/MENAHEM KAHANA