【ロサンゼルス/米国 21日 AFP】ポップ歌手のブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)がリハビリ施設に入所したことが20日、彼女の広報担当によりエンターテインメント誌、ピープル(People)に明らかにされた。

 前週末に美容院で頭を丸刈りにして新しいタトゥーを入れ、ハリウッドで遊んでいるのを目撃されたのを機に、現在25歳のスピアーズの精神状態については様々な憶測が飛び交っている。

■「本人や家族を尊重するように」

 ピープル誌のウェブサイトには、広報担当者によるコメントの引用が以下の様に載せられた。

 「ブリトニー・スピアーズは本日、あるリハビリ施設に自主的に入りました。マスコミには、この時期ブリトニーのプライバシーと共に、彼女の家族や友人たちのプライバシーも尊重するようにお願いします」

 スピアーズのマネージメント側に直ぐには連絡が取れなかったが、有名人が重大ニュースの発表にピープル誌を使うことは頻繁にある。

■離婚発表以来、追い続けるメディア

 「Oops! I did it again」や「Toxic」などのヒット・アルバムで知られるスピアーズは、前週もアンティグア(Antigua)のリハビリ施設に入院したが、24時間以内に退院したと報じられている。スピアーズは昨年11月に2人の子供の父親で夫、ダンサーのケヴィン・フェダーライン(Kevin Federline)との離婚を発表して以来、メディアから注目の的となっている。

 芸能マスコミはそれからというもの、イメージのよくない彼女の写真を頻繁に公開するなど、スピアーズのプライベートな生活を追い回すようになった。ラスベガスのナイトクラブで新年を迎える際、眠りに落ちるスピアーズの姿も写真に撮られている。

 写真は「2006年アメリカン・ミュージック・アワード(2006 American Music Awards)」に出席した際のブリトニー・スピアーズ(2006年11月21日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Ethan Miller