【ベルリン/ドイツ 10日 AFP】8日から18日に渡り開催される第57回ベルリン国際映画祭(The 57th Berlin International Film FestivalBerlinale)で9日、スティーブン・ソダーバーグ(Steven Soderbergh)監督、ジョージ・クルーニー(George Clooney)主演作「The Good German」の上映会が行われた。

 コンペティション部門に出品されている同作品は、ジョゼフ・キャノン(Joseph Kanon)の同名小説(邦題:「さらば、ベルリン」)を映画化したもので、1945年7月、米ソが支配権を争う、荒廃したベルリンを舞台に、かつての恋人を探すために同地に訪れた米特派員を主人公に描かれる。

 373本が上映される同映画祭では、同作品の他、4本のフランス映画やロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)監督作「The Good Shepherd」を含めた、22のコンペ出品作が最高賞である金熊賞(Golden Bear)を狙う。

 写真は上映会場に到着したオーストラリア人出演女優のケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)。(c)AFP/DDP/MICHAEL KAPPELER