【バーレーン/マナマ 5日 AFP】サッカー、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)に所属する元ポルトガル代表ルイス・フィーゴ(Luis Figo)が、来季からサウジアラビア・リーグのアル・イティハド(Al-Ittihad)へ移籍する事が決まった。

スポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)、バルセロナ(Barcelona)、レアル・マドリード(Real Madrid)を経て2005年からインテルでプレーし、今季終了後にチームとの契約が切れるフィーゴのアル・イティハド移籍は以前から噂されていたが、4日にインテル側がフィーゴ残留の声明を発表し、移籍報道を否定していた。

アル・イティハドのマンスール・アルバルウィ会長(Mansour al-Balwi)は「フィーゴと2007年7月1日からの1年契約を結んだ。年俸は明かす事は出来ないが中東サッカー界で最も高価な買い物になった」と契約の詳細は語らなかったが、「フィーゴは経験豊富な選手であり、チームにとっても大きな財産となるだろう」とフィーゴへの期待を述べた。

フィーゴが所属するインテルは現在、6日に行われるバーレーン代表との親善試合に備えて同国に滞在している。

写真は、ユニフォームを手に写真撮影に応じるフィーゴとアルバルウィ会長。(c)AFP/ADAM JAN