中国と「一帯一路」共同建設国の貿易額、1~3月は2・2%増
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【4月21日 Xinhua News】中国税関総署の呂大良(りょ・だいりょう)報道官兼統計分析司司長はこのほど、国務院新聞(報道)弁公室の記者会見で、中国と「一帯一路」共同建設国の1~3月の貿易額は前年同期比2・2%増の5兆2600億元(1元=約19円)で過去最高を更新したと明らかにした。中国の貿易総額に占める割合は23年に初めて50%を超えたのに続き、1~3月も51・1%になった。
呂氏によると、中国と「一帯一路」共同建設国は連携して産業協力を深化させており、1~3月は中間財貿易が全体の65・1%を占めた。農業分野の協力は引き続き拡大し、中国の共同建設国向け農薬製剤輸出額は15・5%増、農業機械は37・2%増となり、家禽肉の輸入額は32・9%増、ドライフルーツ・果物は8・5%増となった。民生分野の実務協力も順調に展開され、中国の医薬品・医薬品原料の輸出額は14・6%増、医療機器は5・1%増加した。中国はまた、「一帯一路」共同建設国の交通・エネルギーインフラ整備を支援しており、軌道交通設備の輸出額は10・7%増、電動機・発電機は17・4%増、風力発電ユニットは67・4%増加した。(c)Xinhua News/AFPBB News