全部食べて「マズかった」と返金要求…韓国・悪質“完食”クレーマーにチキン店主ブチギレ
このニュースをシェア

【04月16日 KOREA WAVE】韓国・済州島(チェジュド)のチキン店に、注文した料理を全て食べておきながら「不満がある」と言いがかりを付けて返金を求める厚かましい客が現れた。
11日に放送されたJTBCの報道番組「事件班長」によると、事件が発生したのは今月9日夜11時ごろ。店主が客にチキンのヤンニョム焼きとキャベツサラダなどを配達した。
その後「ヤンニョムが水っぽくて食べられない」と電話があった。店主は「ソースは多めに入れた。包装中に蒸気で水分が出た可能性もある」と説明した。
客が返金を要求するので、店主が「返金します。配達員を行かせます」と返答すると、「口座番号を教えるから振り込んでくれ」と言う。不自然な対応に違和感を抱いた店主が注文をアプリ上でキャンセルし、食べ残しの状態を確認するため配達員を行かせると全て食べ尽くされていた。
店主はこの客を「ブラックリスト」に登録しようとしたが、アプリ運営会社は「顧客の個人情報がわからない限りブラックリストの載せるのは難しい」と回答。腹に据えかねた店主は食べ残しやゴミが入った袋を客に返送した。
すると客は激怒し、店の女性に電話で「このゴミ、あんたが持って行けよ」などと口汚くまくしたて、店主が代わると「ふざけてんのか」「クソが」など侮辱や暴言を連発した。
店主は警察に被害届を提出。デリバリーアプリの簡単すぎる返金システムにも問題があるとして、制度改善の必要性を訴えている。
ネット上では「常習犯では?他の店も気をつけて」「明らかに詐欺だ」「暴言の録音があるなら名誉毀損や侮辱罪でもいけるはず」などのコメントが寄せられている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News