【4月14日 AFP】24-25スペイン1部リーグは13日、第31節の試合が行われ、レアル・マドリードはキリアン・エムバペが危険なタックルで退場処分を受けながらも1-0でアラベスを下し、首位FCバルセロナとの勝ち点4差を守った。

38分にエムバペが退場してチームにはプレッシャーがかかったが、アラベスも後半途中にマヌ・サンチェスがビニシウス・ジュニオールへのファウルでレッドカードを受けて10人になった。

レアルは、34分にエドゥアルド・カマヴィンガがペナルティーエリア手前から決めたゴールが決勝点となった。

ベンチ入り禁止処分のカルロ・アンチェロッティ監督に代わって指揮を執った、息子でアシスタントコーチのダビデ・アンチェロッティ氏は「この勝利は自信を与えてくれる。簡単ではないと分かっていたし、試合中の出来事も簡単にはさせなかった」とし、「試合後に(エムバペとは)話していないが、彼は暴力的な人間ではなく、謝罪して自分の過ちを認識していた。明らかにレッドカードで、その代償を払った」と述べた。

敗れたアラベスは17位に転落し、降格圏との勝ち点差は1となっている。

アスレティック・ビルバオはラージョ・バジェカノに3-1で勝利し、4位の座を堅守。一方、5位ビジャレアルと6位レアル・ベティスの一戦ではビジャレアルが2-1の勝利を飾り、その勝ち点差を3に広げている。リーガ勢の欧州大会の結果によっては、5位クラブにも来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権が与えられる可能性がある。(c)AFP