【4月13日 AFP】24-25ドイツ・ブンデスリーガ1部は12日、第29節の試合が行われ、首位バイエルン・ミュンヘンはボルシア・ドルトムントと2-2で引き分け、バイヤー・レバークーゼンが引き分けた隙を突けなかった。

昨季王者のレバークーゼンが早い時間帯の試合でウニオン・ベルリンとスコアレスドローに終わったため、バイエルンは勝利すれば残り5試合で勝ち点8差をつけられる状況だった。

しかし、ドルトムントのマクシミリアン・バイアーに48分に先制を許すと、その後に4分間で2ゴールを決めて逆転に成功したが、残り15分でバルデマール・アントンに同点ゴールを決められた。

それでも、今季終了後に25年間在籍したクラブを去ることを発表したベテランのトーマス・ミュラーは、「優勝に一歩近づき、多くのチャンスをつくれることを示した」とし、インテルとの欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦に向けて1-2のビハインドを背負っている中で「それが16日のチャンピオンズリーグで役立つはずだ」と付け加えた。

レバークーゼンは主力のフロリアン・ビルツが足のけがから復帰したにもかかわらず、攻撃に流動性を欠き、明確なチャンスをほとんどつくれなかった。57分のビルツ投入直後は勢いが出たが、ウニオンの守備を破ることはできなかった。

ボルシア・メンヘングラッドバッハはフライブルクに1-2で敗れ、欧州チャンピオンズリーグ出場に向けて手痛い黒星となった。逆にヨハン・マンザンビが90分に頭で決勝点を決めたフライブルクは、対戦相手を抜いて6位に浮上した。

アウクスブルクは2-1で下位ボーフムを下し、リーグここ13試合で1敗と年明けからの好調を維持している。(c)AFP