【4月12日 AFP】サッカー元フランス代表MFディミトリ・パイェ(38)との恋愛関係を主張するブラジル人女性が、同選手から「身体的および精神的暴力」を受けたとして、リオデジャネイロの警察に告訴したことが分かった。

仏リーグ1のオリンピック・マルセイユでキャリアの大半を過ごし、イングランド・プレミアリーグのウェストハムでもプレーしたパイェは、2023年にカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のバスコ・ダ・ガマに加入し、妻と子どもたちを伴ってリオ市に到着した。

同市の警察はAFPに対し、女性からの告訴があったことを明かし、「捜査は機密保持の下で進行中だ」と述べた。

3月29日付けの警察の報告書によると、女性はパイェからの「暴行」で体に痕が残り、「身体的、道徳的、精神的、および性的な暴力」を受けたとされている。

AFPはパイェと所属クラブの両方に取材を試みたが、いずれも回答はなかった。

訴えを起こした女性は28歳の弁護士で、バスコ・ダ・ガマのサポーター。昨年8月にインスタグラムを通じてパイェと知り合い、恋愛関係になったとAFPの取材で語った。(c)AFP