【4月11日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグのリバプールは11日、エジプト代表のFWモハメド・サラーとの契約を延長したと発表した。新たな契約期間は2年とされており、数か月続いていた臆測に終止符を打った。

32歳のサラーは2017年にイタリア・セリエAのASローマから加入すると、公式戦通算394試合に出場し、クラブ歴代3位の243得点を記録している。19年には欧州チャンピオンズリーグ制覇、19-20シーズンには30年ぶりのリーグ優勝に貢献。他にもFAカップ優勝1回、リーグカップ優勝2回を経験し、クラブW杯やUEFAスーパーカップも制した。

チームが現在リーグ首位に立ち、歴代最多タイとなる20度目の優勝へ突き進んでいる中、今季もここまでリーグ戦で27ゴール、17アシストをマークし、中心的な役割を果たしている。

サラーはクラブを通じて「非常に興奮している。今のわれわれは素晴らしいチーム。今までも素晴らしチームだったが、他のトロフィーを取れるチャンスがあると思ったからサインした」「最高だ。ここでは最高の数年を過ごしてきた。8年間プレーしてきたが、10年を迎えたい」とコメントした。

チームが今季好調な一方で、サラーを含む主力選手3人の契約交渉は難航してきた。

主将のDFビルヒル・ファン・ダイクとDFトレント・アレクサンダー・アーノルドも今季限りで契約が切れることになっており、ファン・ダイクは延長に向けて「進展があった」と話しているが、アレクサンダー・アーノルドはスペイン1部リーグのレアル・マドリードにフリー移籍する見通しだと伝えられている。(c)AFP