動画:「平和を当然のものと考えてはならない」 英国王、伊議会で訴え
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【4月10日 AFP】英国のチャールズ国王(76)は9日、訪問先のイタリアの議会で歴史的な演説を行い、平和を当然のものと考えてはならないと警告するとともに、ウクライナを支援するイタリアを称賛した。
チャールズ国王はカミラ王妃と共にイタリアを公式訪問中。3日目に英君主として初めてイタリア議会両院合同会議で演説し、英語のスピーチに時折イタリア語を交えた。
チャールズ国王は、「平和を当然のものと考えてはならない。決して当たり前ではない」と主張。
「英国とイタリアはきょう、共有する民主主義的な価値観を守るために団結している」「両国はいずれもウクライナが困難にある時に寄り添い、避難先を必要とする多くのウクライナ人を受け入れてきた」と続けた。
さらに、北大西洋条約機構(NATO)や日英伊の次期戦闘機開発プロジェクトを通じたイタリアとの防衛上のつながりにも言及した。(c)AFP