【4月9日 Xinhua News】中国広東省の広州白雲出入境辺防検査站(出入境検査所)はこのほど、1~3月に広州白雲国際空港(広州空港)口岸(通関地)を経由した出入境者数が400万人を超え、前年同期比24・5%増加し、2024年より20日早く400万人に達したと明らかにした。うち外国人は45・7%増の126万5千人で、割合は国内の大規模空港口岸で1位となった。

 1~3月は空港経由の出入境者数が増加の一途をたどり、ピーク時には1日当たり5万5千人近くに上った。一方的なビザ免除措置、相互ビザ免除措置を利用した外国人は27万6千人に達し、入境した外国人全体の約44・9%を占めた。240時間のトランジットビザ免除措置利用者は2万人を超え、30%以上増加した。入境者数の伸びが大きかった国はタイ(96・3%増の3万2千人)、マレーシア(57・2%増の9万9千人)だった。

 1~3月に出入境検査が行われた航空便は旅客と貨物を合わせて2万8千便以上、輸出入貨物の輸送量は24万トンを超え、約47%増加した。

 広州は今年に入り、トランジットビザ免除条件の全面的な緩和・適正化や国際線の増便・就航、空港口岸での通関手続きのさらなる円滑化など複数のプラス要因を受けて、クアラルンプール(マレーシア)、ホーチミン(ベトナム)、アルマトイ(カザフスタン)などと結ぶ国際線6路線で新路線の開設、運航再開を行い、国際線の就航都市は累計で90都市以上となった。 (c)Xinhua News/AFPBB News