【4月6日 AFP】新設の陸上大会、グランドスラム・トラックは5日、ジャマイカ・キングストンで2日目が行われ、パリ五輪の女子200メートルの金メダリスト、ガブリエル・トーマス(米国)が、女子ロングスプリント部門の賞金10万ドル(約1470万円)を獲得した。

4日に行われた得意の200メートルで圧勝を飾っていたトーマスは、この日行われた400メートルでは2019年の第17回世界陸上ドーハ大会で優勝を飾ったサルワ・イード・ナセル(バーレーン)に次ぐ2位に入った。3位はパリ五輪で金メダルを獲得したマリレイディ・パウリノ(ドミニカ共和国)だった。

2本のレースの合計結果で賞金を獲得したトーマスは「ホームストレートで『10万ドルがかかってる』という声を聞いて、本当にモチベーションが上がった」と振り返った。

男子200メートルで2度の五輪銀メダルを獲得しているケネス・ベドナレク(米国)は、4日の100メートルに続いてこの日は200メートルを制し、男子ショートスプリント部門の賞金10万ドルを獲得。また、男子ロングスプリント部門ではマシュー・ハドソンスミス(英国)が、女子中距離部門(800メートルと1500メートル)ではディリベ・ウェルテジ(エチオピア)がそれぞれトップの賞金10万ドルを手にした。(c)AFP