【4月7日 CGTN Japanese】中国の国家発展改革委員会や国家エネルギー局など4部門は2日、中国初のV2G(ビークル・ツー・グリッド)大規模応用の試験都市・プロジェクトを共同で発表しました。

 第1陣の試験都市は上海、常州、合肥など9都市です。試験プロジェクトは北京市新型エネ貯蔵に基づくV2G協同調整・制御試験プロジェクト、天津市V2Gモデルセンター試験プロジェクト、河北省保定市V2G大規模応用プロジェクトなど30件です。

 V2Gとは、電気自動車(EV)と電力系統の間で電力融通を行う技術のことです。電力使用のオフピーク時にEVのバッテリーを充電し、ピーク時に電力系統に供給することで、電力系統の負荷を適正化できるだけでなく、エネルギー利用効率を向上させ、再生可能エネルギーの高効率な消費をさらに促すこともできます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News