【4月1日 AFP】東京都内で3月31日、地元住民や観光客が満開の桜を満喫する姿が見られた。

フィリピンから訪れた観光客はAFPに、「素晴らしい気分を味わっている」と話した。「（桜は）この季節にだけ、ごくわずかな間しか咲かない」「はかなく、あっという間の体験」だとし、「ここに来て満開の桜を目にすることができて、とてもうれしい」と続けた。

香港から訪れたという人は、「写真で見るのとは別物。ここに来て実際に桜を目にするのは、本当に素晴らしい」と語った。

気象庁は3月30日、都内にある靖国神社にある桜（ソメイヨシノ）の標本木が満開になったと発表した。

今年の開花日は平年とあまり変わらないが、気象庁によると気候変動と都市のヒートアイランド現象により、桜の開花は10年で約1.2日早まっている。(c)AFP