トランプ氏、「米国民は再出馬を望んでいる」
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【4月1日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領(78)は3月31日、米国民は自分にもう一度、大統領選に出馬してほしいと望んでいると述べた。大統領が3期目を務めることは合衆国憲法で禁じられているが、トランプ氏は可能性はあるとする発言を繰り返している。
トランプ氏はこの日、ホワイトハウスの執務室で記者団に3期目の可能性について問われ、「人々が私に出馬を求めている」と主張。だが、その方法については「分からない。調べたことがない。あるとは言われているが、知らないし、調べたこともない」と述べた。
また、大統領を2期務めたバラク・オバマ氏との対決の可能性について質問されると、「それはいいね、やってみたい」と答えた。
トランプ氏は3月30日、米NBCニュースの電話インタビューで「3期目を目指すという考えは、冗談で言っているのではない」と語った。
米大統領として2017~21年に1期目を務めたトランプ氏は、今年1月20日、2期目を開始した。
米初代大統領ジョージ・ワシントンは、1797年に2期目を終えた後、3期目を求めないという慣例を確立した。
しかし、この慣例が正式に合衆国憲法に明記されたのは、第2次世界大戦後の1951年に承認された修正第22条によってだった。この修正条項では「何人も、大統領職に2回を超えて選出されることはできない」と定められている。(c)AFP