ブレーブスの強打者プロファー、薬物違反で80試合の出場停止処分
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【4月1日 AFP】米大リーグ機構(MLB)は31日、アトランタ・ブレーブスの強打者ジュリクソン・プロファー外野手(32)が、運動能力向上薬のヒト絨毛(じゅうもう)性ゴナドトロピン(hCG)に陽性反応を示したとして、80試合の出場停止処分を科したと発表した。
今季のブレーブスは開幕0勝4敗でスタートしており、プロファーの出場停止はチームにとって追い打ちをかける悪いニュースとなっている。
プロファーは1月にブレーブスと3年総額4200万ドル(約63億円)の契約を結んでいた中で、6月末まで出場停止となる。7月にはレギュラーシーズンの残り試合に復帰できるものの、2025年のポストシーズンでプレーする資格は保持できない。
昨季サンディエゴ・パドレスで自己最多の24本塁打を記録したプロファーは、選手会(MLBPA)を通じて「野球人生で最も困難な日」だとの声明を発表し、陽性反応が出たのは今オフシーズンだったと明かした。
さらに、「ブレーブスの全組織、チームメイト、そしてファンの皆さんに謝罪したい」とつづり、意図的な不正行為や自発的な禁止物質の摂取は全面否定した上で、「しかし、全責任を負い、MLBの決定を受け入れる」と記した。(c)AFP