【3月28日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は28日、ウクライナに「暫定政権」を設置するという構想を提案した。

プーチン氏は北西部ムルマンスク市で「国連(UN)の支援の下、ウクライナに暫定政権を樹立する可能性について、もちろん米国とも、欧州諸国とも、そして当然ながらパートナー国や友好国とも協議することはできる」と主張。

「何のためか? それは、民主的な大統領選挙を実施し、ウクライナ国民の信任を得た有能な政府に実権を握らせ、その後、その政府と和平協定に関する交渉を開始し、正当な文書に署名するためだ」と続けた。

プーチン氏は1999年の国連東ティモール暫定行政機構を例に挙げ、暫定政権という構想は国連の枠組みの中で「何度か使われてきた」と述べた。(c)AFP