【3月28日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)のレッドブルからレーシングブルズに降格となったリアム・ローソン(23)は27日、わずか2レースで「夢」だったレッドブルのシートを失って「つらい」と話した。

レッドブルはこの日、開幕からの2戦で低調な結果に終わっていたニュージーランド人ドライバーのローソンに代わり、次週の日本GPから角田裕毅を起用すると発表した。角田は姉妹チームのレーシングブルズからの昇格となる。

ローソンは自身のインスタグラムに、「レッドブルのドライバーになることは子どもの頃からの夢であり、これまでの人生でずっと目指してきた。つらいけれど、自分をここまで導いてくれたことすべてに感謝している。これまで支えてくれた皆さん、ずっと応援してくれてありがとう。本当に感謝しきれない」とつづった。

ローソンは、今季ここまで行われた三つの予選ですべてQ1敗退となっており、いまだポイントを獲得できずにいる。

レーシングブルズのチーム代表を務めるローラン・メキエス氏は、「ここ(チーム)にいる全員がリアムと一緒に仕事に励み、彼がこのチームのクルマで輝き、その才能を発揮するための最良の環境を提供することを楽しみにしている」と述べた。

ローソンも、「大好きな場所の一つで働くのを楽しみにしている。準備はできている」と付け加えた。レーシングブルズではフランス人ドライバーのアイザック・ハジャーとタッグを組む。(c)AFP