ジョコビッチ、史上最年長でマスターズ4強入り マイアミOP
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【3月28日 AFP】テニス、マイアミ・オープンは27日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は6-3、7-6(7-4)で第24シードのセバスチャン・コルダ(米国)を下し、準決勝に駒を進めた。
37歳での準決勝進出は、マスターズ1000大会の最年長記録。次戦は決勝進出を懸け、28日に第14シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦。今大会で優勝すれば、シングルス通算100個目のタイトルとなり、マイアミ・オープンでは2016年以来となる7度目の大会制覇となる。
試合後には「明らかに、ここ最近で一番のテニスができている。このような大会やパフォーマンスを経験すると、やる気になるし、さらに上を目指す励みになる」と語った。
この日は序盤にブレークを奪って第1セットを先取すると、第2セットは粘り強いプレーをするコルダに勝負をタイブレークまで持ち込まれたが、最後は再び強さを発揮し、サービスエースで試合を決めた。
19歳のヤクブ・メンシク(チェコ)は第17シードのアルトゥール・フィス(フランス)を7-6(7-5)、6-1で破り、マスターズ大会で自身初の4強入りを果たした。
フィスは準々決勝で第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を倒していたが、その前のフランシス・ティアフォー(米国)戦から3セットマッチが続いていたことで疲労の色が濃く、ビッグサーブを武器とするメンシクの前に屈した。
世界ランキング54位のメンシクは次戦、第3シードのテイラー・フリッツ(米国)と顔を合わせる。フリッツは第29シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)との激戦を7-5、6-7 (7-9)、7-5で制した。(c)AFP/Simon EVANS