【3月28日 AFP】フィギュアスケート世界選手権は27日、米ボストンで男子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、連覇を狙うイリア・マリニン(米国)が110.41点の高得点を記録し、首位発進した。

圧巻の演技に地元の観客からはスタンディングオベーションが起こった。

2022年北京冬季五輪銀メダリストで、世界選手権で3度2位に入っている鍵山優真は107.09点で2位につけた。四大陸選手権を制したミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)が二人から大きく離れた94.77点で3位に続いた。

フリースケーティング(FS)は29日に行われる。

マリニンは、自身の直後の最終滑走で力強い演技を見せた鍵山について「優真が本当にすごかった。自信にあふれていた」と話し、「リンクから出て、すぐ横から見ながら応援していた。彼が本当に素晴らしい演技をして、自分もうれしかった」と続けた。

佐藤駿は5位、壷井達也は24位につけた。(c)AFP