SNSキャプチャー(c)news1
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【03月28日 KOREA WAVE】韓国で大規模な山火事が相次ぎ、その多くが不注意による失火とされる。火の始末をせずたばこの吸い殻をポイ捨てした男性の映像が公開され、非難の声が噴出している。

あるオンラインコミュニティには26日、「大きな火事になるところだったカフェ前の映像」というタイトルの投稿が掲載された。

問題の映像は、仁川・江華島でカフェを運営する店主がSNSに投稿したもの。男性が無造作に捨てたたばこの吸い殻から、乾燥した草に火がつく危険な瞬間が映されている。

SNSキャプチャー(c)news1
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映像では、道路脇の空き地でたばこを吸っていた男性が、そのまま吸い殻を地面に投げ捨て、立ち去る様子が確認される。直後、投げ捨てられた場所からうっすらと煙が上がりはじめ、乾いた雑草に火がついた。

風にあおられて火は瞬く間に燃え広がり、火の粉が周囲に飛び散った。目撃した男性が慌てて足で火を消そうとしたが、炎は勢いを増していった。

その後、店にいた客がホースを持ち出し水をかけ、他の市民も消火に協力したことで、大事には至らなかった。

店主はSNSを通じて「小さなたばこの火でも大火事につながる恐ろしい瞬間だった。まるでスーパーマンのように火を踏み消してくれたお客様に心から感謝する。皆さんが協力してくれて本当に感動した」と感謝を述べた。

映像を見たネットユーザーたちは「携帯灰皿を持ち歩くか、捨て場所がなければ持ち帰るべきだ」「あんな場所で吸うなら、火の始末くらいきちんとしろ」「まさにこういう無責任な行動が山火事を引き起こす」など、厳しい非難が相次いだ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News