大家さんの親切心が裏目に…韓国・一度のお裾分けが“食事サービス”と勘違いされ大迷惑
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【03月27日 KOREA WAVE】韓国の自営業者向けオンラインコミュニティに23日、「サムゲタンを一度分けてあげたら……」というタイトルの投稿があった。下宿している学生の母親から「息子の食事を作ってほしい」と頼まれ、大家が困惑しているというのだ。
大家の投稿によると、その学生が家賃を滞納したため、母親に連絡を取ったところ、以下のようなメッセージが交わされたという。
「最近寒くなりましたが、お元気ですか?家賃の入金が確認できていませんので、ご都合のよいときに入金いただき、ご連絡をお願いします」(大家)
「夕食は用意していただきましたか?」(母親)
「私たちは食事の提供はしていません。(お子さんが)食事を取ったか確認しましょうか? (お子さんと)連絡がつかないのですか?」(大家)
「以前サムゲタンを作ってくれて、おいしかったと言っていました。最近寒くて風邪をひきやすいので、またお願いできないかと思って」(母親)
「たまたまお裾分けしただけです。食事は提供していません。時々おかずを分けるのは好意でやっていることで、下宿業務の一環ではありません」(大家)
「子どもが病気なのでお願いしたんです。そんなに難しいお願いですか? 近くに住んでいれば私がやったのに。遠方にいるから心配で……」(母親)
こんなやり取りの後、大家は「そこまで要求するのは違うと思います。もし不満があるなら契約解除も可能です」ときっぱり言った。
それでも母親は「子どもが病気で心配なんです。そんなに難しいお願いでしたか?」と繰り返した。
ネットユーザーたちは「こういう人たちのせいで善意が消えていく」「親切を一度見せたら、それが当然の権利だと勘違いする人間が増えすぎている」とあきれていた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News