【3月27日 AFP】テニス、マイアミ・オープンは26日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第17シードのアルトゥール・フィス(フランス)が第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を3-6、6-3、6-4の逆転で破り、8強入りを果たした。

準々決勝では19歳のヤクブ・メンシク(チェコ)と対戦し、ともにマスターズ1000で初の4強入りを狙う。

フィスはズベレフ相手に1セットダウンから追いつくと、最終第3セットは先に1-3とリードされたが、そこから2連続ブレークに成功し、キャリア屈指の勝利を手にした。

試合後には、背中に痛みを抱えながらの戦いで「ラリー中は良い感覚ではなかった」と明かしつつ、「自分のテニスをして、彼に好きにやらせないようにする必要があった。自分のプレーをしたときの彼は世界トップレベルの選手。内容にはとても満足している」と話した。

フィスは前週のBNPパリバ・オープンでも8強入りしており、フランス勢としてマイアミ・オープンと2大会連続で準々決勝に進むのは、2016年のガエル・モンフィス以来となった。(c)AFP