【3月26日 Xinhua News】中国陝西省楡林市横山区のトキ人工繁殖・野生化放鳥基地で19日、識別番号116の雌が今年初めて産卵した。ふ化は約1カ月後になるとみられる。

 同基地は省内最北のトキ生息地で、毎年2~6月が繁殖期に当たる。ふ化までは先進的な観察設備を使い、温度や湿度などを24時間態勢で管理する。

 トキは「東方の宝石」と呼ばれる希少鳥類で、2023年10月に初めて同区に引き渡された。少しずつ環境に適応して高緯度地域で繁殖し、これまでに10羽が誕生した。

 世界のトキの生息数は1981年の7羽から1万1千羽余りまで増加しており、トキの保護事業は「世界の絶滅危惧種保護の成功例」と評価されている。(c)Xinhua News/AFPBB News