【3月25日 AFP】フランス・パリで「ファッションアイコン」としてのスヌーピーに焦点を当てた展示会が開催されている。

「スヌーピー・イン・スタイル」と題されたこの展示会は、漫画「ピーナッツ」の75周年を祝って催された。入場無料で、マレ地区の「オテル・デュ・グラン・ヴヌール」で4月5日まで開催されている。

今回の展示会では、さまざまなファッションブランドによるスヌーピーとのコラボとその商品を見ることができる。シャネルやソニア・リキエル、ヴェルサーチ、バレンシアガなどがかつて制作した服を着用したスヌーピーのぬいぐるみが展示されている。

キュレーターによると展示会場では「ピーナッツ」75周年を記念して、75着の服を着たスヌーピーが並べられている。実際は1982年以降、スヌーピーはもっと多くのファッションブランドとコラボしたため、展示会では歴史的意義のある服を着たスヌーピーがセレクトされた。

「あらゆるデザイナーが、スヌーピーが持つ『普遍的なメッセージ』に気づき、スヌーピーを自身のコレクションに取り入れたいと考えてきた。スヌーピーはコレクションをクールに見せるし、ある種の哲学を添えてくれるからだ。ただ『かわいい』だけのキャラクターではなく、スヌーピーの魅力はもっと深い」とキュレーターは語った。

映像は21日撮影。(c)AFP