【3月25日 AFP】2026年サッカーW杯北中米大会の欧州予選は24日、各地で試合が行われ、グループKのイングランドは3-0でラトビアを下し、トーマス・トゥヘル新監督の下で2連勝を飾った。

イングランドは、3日前に苦戦の末アルバニアに2-0で勝利したトゥヘル新監督の初陣に続いて、ホームのウェンブリー・スタジアムでまたも守備的な相手を崩すのに苦労した。

38分、2022年9月以来の先発となったリース・ジェームズが直接FKをたたき込んで先制したイングランドは、68分にはハリー・ケインが代表通算71点目を決めて試合を決定づけると、76分にはエベレチ・エゼが代表初得点を奪った。

ジェームズは、昨シーズンの大部分と今季の数か月をハムストリングのけがで欠場していたが、トゥヘル監督の下で欧州チャンピオンズリーグを制覇したチェルシーでは重要な存在だったこともあり、健康を維持できればチームの重要な武器となる可能性がある。

不安定な船出となったイングランドだが、同グループには強豪が同居していないため、W杯に向けては順調に歩みを進めている。次戦は6月7日に行われる敵地でのアンドラ戦となっており、トゥヘル監督には75日の準備期間がある。(c)AFP