【3月25日 AFP】テニス、マイアミ・オープンは24日、女子シングルス4回戦が行われ、大坂なおみは6-4、4-6、4-6で大会第6シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)に逆転負けを喫した。

1年3か月前に産休から復帰して以来、ベストな状態に戻りつつある兆しを見せている大坂だが、パオリーニは今年対戦した初めてのトップ10選手だった。

大坂は「しばらく、このようなトップ選手と多く試合をしたとは言えないと思う」「彼女のプレースタイルには、単に身長のせいだけれど、驚いてしまった。あんなに打てるとは思わなかった」と振り返った。

第1シードのアリーナ・サバレンカは、6-4、6-4で昨年大会覇者で第14シードのダニエル・コリンズ(米国)に快勝し8強入りし、次戦はパリ五輪金メダリストで第9シードの鄭欽文(中国)との対戦が決まった。鄭はアシュリン・クルーガーからストレート勝ちを収めて準々決勝進出を決めた。

また、エマ・ラドゥカヌ(英国)は今大会での好調ぶりをキープし、アマンダ・アニシモバ(米国)に6-1、6-3で69分の試合を制した。

全豪オープンを制した第5シードのマディソン・キーズ(米国)に勝利したワイルドカード(主催者推薦)の19歳アレクサンドラ・イアラ(フィリピン)は、パウラ・バドサ(スペイン)の負傷による棄権で準々決勝進出を決めている。

一方、第3シードのココ・ガウフ(米国)は4-6、4-6でマグダ・リネッテ(ポーランド)に敗れ、大会から姿を消した。(c)AFP