メキシコがパナマ下し初優勝 北中米カリブ海NL
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【3月24日 AFP】北中米カリブ海サッカー連盟ネーションズリーグは23日、米カリフォルニア州イングルウッドのSoFiスタジアムで決勝が行われ、メキシコが2-1でパナマを下し、初優勝を飾った。
メキシコは8分、準決勝のカナダ戦で2ゴールを挙げていたラウル・ヒメネスが先制点を決めたが、パナマは前半終了間際にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定の末にPKを獲得すると、アダルベルト・カラスキージャがこれを決めて同点に追いついた。
後半は両チームともにチャンスも少なく拮抗した展開となったが、メキシコのサポーターによる同性愛嫌悪のチャントをやめるよう警告するアナウンスが無視されると、83分に主審が試合を一時中断する事態となった。
この中断を生かしたのはメキシコで、パナマのDFホセ・コルドバのハンドで手にしたPKを後半アディショナルタイム2分にヒメネスが蹴り込み、決勝点を挙げた。
同日行われた3位決定戦では、カナダが2-1で米国に勝利した。(c)AFP