インゲブリクトセンが2冠達成 世界室内陸上
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【3月24日 AFP】世界室内陸上選手権は23日、中国・南京で最終日が行われ、ヤコブ・インゲブリクトセン(ノルウェー)が男子1500メートルで優勝を果たし、3000メートルとの2冠を達成した。
22日に行われた3000メートルで世界室内初タイトルを獲得したインゲブリクトセンは、3分38秒79を記録して1500メートルも制し、1999年のハイレ・ゲブレセラシェ(エチオピア)に続く2冠を果たした。インゲブリクトセンは、1500メートルでは屋外で二つ、屋内で一つ、計三つの銀メダルを獲得していたが、この種目ではこれが自身初の世界タイトルになった。
一方、女子60メートルハードルでは、世界記録保持者のデビン・チャールトン(バハマ)が連覇を達成。女子1500メートルではグダフ・ツェガイ(エチオピア)も3分54秒86の大会記録を樹立し、こちらも連覇を達成した。
男子800メートルでは、世界歴代2位の記録を持つジョシュ・ホーイ(米国)が金メダルを獲得し、9月に東京で行われる屋外での世界選手権に向けて期待を高めている。女子の同種目では、プルーデンス・セクゴディソ(南アフリカ)が驚きの勝利を飾った。
フィールド種目の男子走り幅跳びでは、昨年大会銀メダルのマッティア・フルラニ(イタリア)が8メートル30で優勝。2度の五輪金メダルを獲得しているミルティアディス・テントグル(ギリシャ)は5位に終わった。
男子砲丸投げはトム・ウォルシュ(ニュージーランド)、男子七種競技ではサンデル・スコットハイム(ノルウェー)がそれぞれ優勝を飾った。
大会最後の種目となった4×400メートルリレーでは、米国が男女ともに優勝を果たしている。(c)AFP