【3月24日 AFP】世界ラリー選手権(WRC)第3戦、サファリ・ラリー・ケニアは23日、最終日が行われ、トヨタのエルフィン・エバンス(英国)が優勝し、首位に立つ総合順位のリードを広げた。

ラリー・スウェーデンから2連勝とし、総合2位につけるヒョンデの昨季王者ティエリー・ヌービル(ベルギー)に36ポイント差をつけた。

エバンスはヒョンデのオット・タナク(エストニア)を1分9秒差の2位に抑えて優勝。ヌービルが3位。2度の総合優勝を誇るトヨタのカッレ・ロバンペラ(フィンランド)は電気系の問題でリタイアとなり、総合順位でもエバンスとの差が57ポイントに広がった。

トヨタの勝田貴元は、ボーナスポイントを狙った最終ステージで横転。近くにいた観客の手助けを受けて車体を起こしたが、最終的にリタイアとなった。

勝田は競技後「何が起きたか分からない」と振り返り、4位を走っていた中でのリタイアに「とにかくチームに申し訳ない」と悔やんだ。(c)AFP