【3月23日 AFP】24-25アルペンスキーW杯は22日、米アイダホ州サンバレーで予定されていた男女の滑降最終戦が悪天候のため中止となり、女子ではフェデリカ・ブリニョネ(イタリア)が種目別と総合、男子ではマルコ・オデルマットが種目別の年間タイトルを獲得した。

レースは夜と朝に降った雪の影響で開始が延期され、スタッフがコースを使える状態にするために奮闘したが、風が強まったため中止となった。

これにより、ブリニョネは自身初となる滑降の年間優勝と、2020年以来2回目の総合優勝を確定させた。スーパー大回転でも、23日の最終戦を前にララ・グートベーラミ(スイス)と5ポイント差のトップに立っている。

男子のオデルマットは、すでに獲得している総合とスーパー大回転、大回転のタイトルに滑降を加えた。オデルマットは昨季も4個のタイトルを獲得している。

W杯はこの後23日に男女のスーパー大回転、その後25日から27日にかけて大回転と回転の最終戦が行われる。(c)AFP