ウェールズ、ノルウェーなどが白星発進 W杯欧州予選
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【3月23日 AFP】2026年サッカーW杯北中米大会の欧州予選は22日、各地で試合が行われ、グループJのウェールズは3-1でカザフスタンを下し、白星スタートを切った。グループIのノルウェーはアーリング・ブラウト・ハーランドのゴールなどでモルドバに5-0で大勝した。
2大会連続のW杯出場を目指すウェールズは、ホームで粘り強いカザフスタンを退けた。
9分にダニエル・ジェームズのシュートが相手に当たって入り先制すると、前半のうちにPKで追いつかれたが、後半開始直後に主将のベン・デービスのヘディングでリードを取り戻し、終了間際に途中出場のラビ・マトンドがダメ押し点を決めた。
同グループでは、北マケドニアがリヒテンシュタインに3-0で快勝。一方で有力候補のベルギーは6月の予選スタートとなる。
ノルウェーはモルドバを一蹴。才能あふれる世代の力を生かし、2000年の欧州選手権以来の主要大会出場と、1998年以来のW杯出場を目指している。
しかし、ノルウェーには今後厳しい戦いが待っている。グループにはイタリアかドイツという、欧州ネーションズリーグ準々決勝の敗者が加わる予定で、その中でW杯本大会に直接出場するにはグループ1位になる必要がある。
同じグループの他の試合では、イスラエルがエストニアを2-1で破った。
グループLのチェコはパトリック・シックの2ゴールでフェロー諸島を2-1で下した。モンテネグロもジブラルタルに3-1で逆転勝利。このグループには、フランスかクロアチアのネーションズリーグの敗者が加わる予定になっている。(c)AFP