アズが男子60mで金メダル 世界室内陸上
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【3月22日 AFP】世界室内陸上選手権は21日、中国・南京で開幕し、男子60メートルではジャーマイア・アズ(英国)がラクラン・ケネディ(オーストラリア)を抑えて金メダルを獲得し、欧州室内選手権に続く栄冠を手にした。
アズは爆発的なスタートを切って自己ベストの6秒49を記録し、1月に豪キャンベラで6秒43の今季世界最高をマークしたケネディを0秒01差に抑えた。
男子走り高跳びでは、韓国の禹相赫(ウ・サンヒョク)が2メートル31を記録し、2022年のセルビア・ベオグラード大会に続いて2度目の優勝を果たした。
前回覇者でパリ五輪金メダリストのハミシュ・カー(ニュージーランド)が2メートル28で銀メダルを手にし、レイモンド・リチャーズ(ジャマイカ)を試技数差で銅メダルに抑えた。
禹の優勝記録は大会史上最も低い数字となり、1989年のハンガリー・ブダペスト大会でハビエル・ソトマヨル(キューバ)が記録した大会記録の2メートル43には遠く及ばなかった。
女子砲丸投げでは、サラ・ミットン(カナダ)が2回目の投てきからリードを築いていた中で、最終6投目で20メートル48をマークし、連覇を果たした。
女子五種競技では、欧州室内選手権女王のサガ・バンニネン(フィンランド)が昨年の英グラスゴー大会での銀メダルを上回り、同国女子勢としては史上初の同種目制覇を果たした。
男子三段跳びでは、キューバ出身のアンディ・ディアスエルナンデス(イタリア)が他を圧倒する17メートル80で優勝した。(c)AFP