ロンドンのヒースロー空港、変電所での大規模火災で閉鎖
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【3月21日 AFP】英ロンドン西部にあるヒースロー空港が21日早朝、施設に電力を供給する変電所で発生した大規模な火災の影響により閉鎖された。当局が発表した。
空港運営当局は、今後数日にわたって「大規模な混乱が予想される」とし、数百便のフライトや数千~数万人の乗客に影響が出る恐れがあると警告している。
ウェブサイトでの発表によると、空港は同日深夜(日本時間22日午前8時59分)まで閉鎖される予定だという。
ロンドン消防当局によると、市内ヒリンドン区の空港近くにあるヘイズの変電所で「大規模な」火災が発生したことが確認され、前日深夜に最初の通報があったという。
ソーシャルメディアには、変電所での火災を捉えたとされる画像が投稿され、巨大な炎と煙が立ち上る様子が確認できる。しかし、画像の真偽についてAFPでは直ちに確認できなかった。
英電力会社スコティッシュ・アンド・サザン・エレクトリシティ・ネットワークスは、「予期しない停電」により、地域の1万6000世帯以上で停電が発生しているとウェブサイトで明らかにした。
ヒースロー空港は年間8000万人以上の乗客が利用しており、運営当局によると、1日に約1300回の離着陸が行われるという。(c)AFP