トランプ氏、イスラエルのガザ攻撃を「全面支持」 ホワイトハウス
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【3月21日 AFP】米ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は20日、ドナルド・トランプ大統領はイスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区で空爆と地上作戦を再開したことを「全面的に支持」していると述べた。
記者団にトランプ氏がガザ停戦を軌道に戻そうとしているかと問われると、レビット氏は「彼はイスラエルとイスラエル国防軍、そして彼らが最近取った行動を全面的に支持している」と回答。
「大統領はハマスに対し、人質全員を解放しなければとんでもないことになると明確に伝えていたが、残念ながらハマスはメディアで命を懸けてうそをつくことを選んだ」と述べた。
さらに、2023年10月7日のハマスによるイスラエルへの越境攻撃についても「完全にハマスの責任」だとして、トランプ氏はハマスに拉致された「人質全員」の解放を望んでいると付け加えた。
1月19日に停戦が発効して以降、ガザは比較的平穏が保たれていたが、イスラエルは18日に空爆を再開。ガザの民間防衛当局によると、それ以降子ども190人以上を含む504人が死亡した。
ハマスも20日、民間人の死者数が増えていることに対する初めての軍事的対応として、イスラエルの商都テルアビブにロケット弾を発射した。(c)AFP