M・マルケスが開幕2連勝 再び兄弟ワンツー アルゼンチンGP
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【3月17日 AFP】ロードレース世界選手権、第2戦アルゼンチンGPは16日、MotoGPクラスの決勝が行われ、6度の世界チャンピオンであるドゥカティ・レノボ・チームのマルク・マルケス(スペイン)がBK8グレシーニの弟アレックス・マルケス(スペイン)を抑え、開幕から2連勝を飾った。
マルク・マルケスは開幕戦のタイGPに続き、今GPでもアレックスを2位に従えてスプリントと決勝の完勝を果たした。キャリア通算では全クラス通じて90勝目。これで首位に立つ総合争いでは74ポイントとした。7度目の総合優勝を達成すれば、伝説的ライダーのバレンティーノ・ロッシ(イタリア)に並ぶ。
今GPではフリー走行で最速を記録すると、予選ではトラックレコードで通算96度目のポールポジションを獲得し、続くスプリントと決勝で優勝と圧倒的な強さを見せた。
3位にはプルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チームのフランコ・モルビデリ(イタリア)が入った。
アプリリアの世界王者ホルヘ・マルティン(スペイン)はけがが回復しておらず、タイGPに続き欠場した。第3戦の米国GPも間に合わないことが決まっており、その次のカタールGPでの復帰も厳しい可能性がある。(c)AFP