【3月17日 AFP】オーストラリア・ブリスベンで16日に行われた陸上競技会の男子200メートルで、17歳のガウト・ガウトが今季最高となる20秒05をマークした。

ガウトは昨年12月、16歳としては同種目で史上最速タイムを記録して注目を集めた。20秒04の記録は、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が同年齢で出したタイムを破り、1968年にピーター・ノーマンがマークした20秒06のオーストラリア国内記録も更新した。

ガウトは、この日行われたクイーンズランド州選手権の予選で今季世界最高記録をたたき出した。決勝では20秒の壁を破って19秒98のタイムを残したが、これは追い風参考となった。

決勝レースを振り返ってガウトは「文字通り自由な気分だった。残り80メートルで『いけるところまで行くぞ』と思った」「その時初めて、(20秒台を)切れるチャンスがあると思った。時計を見てうれしくて驚いたけれど、肩の荷が下りた気分。一度達成できたから、安定して(タイムを)出せるようにしないといけない」とコメントした。

南スーダンから移住した両親の下でオーストラリアに生まれた長身のガウトは、8個の五輪金メダルを獲得したボルトと比較されている。

ワールドアスレティックス(世界陸連)のセバスチャン・コー会長は、まれな才能を持つガウトの「育成と保護」が必要だと述べている。(c)AFP