【3月17日 AFP】イエメンの親イラン武装組織フーシ派は16日、紅海で米空母を攻撃したと発表した。今後は米商船も標的にすると警告している。

米軍は15日、フーシ派が支配するイエメンの首都サヌアなどを空爆。フーシ派は「この攻撃に応じて、米空母ハリー・S・トルーマンとその随伴艦を標的とした軍事作戦を実施した」とし、ミサイル18発と無人機1機で攻撃したと主張した。

米国はこの発表について、これまでのところコメントしていない。

フーシ派の保健省報道官は、サヌアやサアダ、アルバイダ、ラダアに対する15日の米軍の空爆により、子ども5人と女性2人を含む53人が死亡、子ども9人と女性9人を含む98人が負傷したと明らかにした。

米国のマイケル・ウォルツ国家安全保障担当補佐官はABCニュースに対し、15日の攻撃について「複数のフーシ派幹部を標的にし、排除した」と述べた。

米当局は16日、フーシ派が紅海での船舶攻撃を停止するまで攻撃を続けると宣言した。

一方、国連は双方に対し、「すべての軍事活動」の停止を求めた。

フーシ派は1月19日にパレスチナ自治区ガザ地区で停戦が始まって以降、紅海とアデン湾で攻撃を行っていなかった。

しかし11日、イスラエルがガザへの人道支援を停止したのを受け、イスラエルの船舶への攻撃を再開すると表明した。

フーシ派の指導者アブドゥルマリク・フーシ氏は16日夜に演説し、「(米国からの)攻撃が続く限り」、米国の貨物船も標的にすると述べた。(c)AFP