【3月16日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーであるジム・ラトクリフ氏は15日、グレーザー家と同じレベルで非難されるようになった場合、クラブを去ると述べた。

1年前にユナイテッドの少数株主となったラトクリフ氏は、チームの成績が低迷し続ける中、チケット価格の引き上げやクラブスタッフの大幅な削減を行ったため、ファンの怒りを買っている。

しかし、2005年にレバレッジド・バイアウトという物議を醸す手法でクラブを買収したグレーザー家ほどの反発は受けていない。本拠地オールド・トラフォードではグレーザー家に対する抗議が当たり前の光景になっているが、ラトクリフ氏は、自分が株式を取得して以降はほとんど一家の人間を見ていないという。

ラトクリフ氏は英紙サンデー・タイムズに対して、「もうしばらくは我慢できる」と語り、「嫌われるのは構わない。マンチェスター・ユナイテッドが今のような下の順位にいるのは誰も見たくないし、今われわれが下さなければならない決定を誰も好まないことは理解している」と続けた。

「少しくらいの怒りなら引き受けられる。しかし、私も普通の人間だ。特に友人や家族にとっては、気持ちのいい状況ではない」

「だから、最終的にグレーザー家のようなひどいことになったら、もうたくさんだ、他の誰かに任せると言わざるを得ない」

ラトクリフ氏の就任時には、ユナイテッドに新たな成功の時代がやって来るという期待感があったが、これまでのところその期待は現実になっていない。

エリック・テン・ハーフ前監督を解任し、後任としてやって来たルベン・アモリム監督も目に見える改善をほとんどもたらせておらず、チームはリーグの下位に低迷している。ラトクリフ氏は前週、一部の選手の「給料が高すぎる」「働きが足りない」とコメントし、選手たちを怒らせている。(c)AFP