【3月14日 AFP】世界ボクシング機構(WBO)は13日、ヘビー級王者のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)に対し、ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)との指名試合の交渉を開始するよう通達した。これにより、国際ボクシング連盟(IBF)の同級王者ダニエル・デュボア(英国)が望んでいる、ウシクとの再戦はついえる可能性がある。

世界ボクシング評議会(WBC)と世界ボクシング協会(WBA)のベルトも保持するウシクに関し、WBOはこの日、パーカーとの指名試合に向けて30日以内に「合意に達する」必要があり、さもなければ入札を実施すると発表した。

パーカーは先月、サウジアラビア・リヤドで行われたWBO暫定世界ヘビー級タイトルマッチで2回KO勝ちを収め、タイトル防衛に成功。対戦相手のマーティン・バコーレ(コンゴ)は、体調不良で棄権したデュボアの代役だった。

デュボアはパーカー戦に向けた再調整よりも、2023年8月のファイトで自身が9ラウンドKO負けを食らったウシクとの再戦を望んでいた。

ウシクは昨年5月にタイソン・フューリー(英国)を下し、4団体時代では史上初の同級統一王者になった。しかし、同12月のフューリーとのリマッチを前にIBFのベルトを返上し、デュボアが正規王者に昇格した。

元クルーザー級4団体王者であるウシクは、フューリーとの再戦に勝利してWBC、WBA、WBOのベルトを保持し、通算戦績も23戦全勝(14KO)に伸ばした。2月には、引退前にあと2試合を計画していると明言していた。(c)AFP