プーチン氏、クルスク州の「解放」間近と期待
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【3月13日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は12日、ロシア軍が西部クルスク州を間もなく「完全に解放」するとの期待を示した。ウクライナはロシア軍の急速な反転攻勢に直面して、部隊の撤退を示唆している。
昨年8月にウクライナがクルスク州に越境攻撃を開始して以来、初めて同州を訪れたプーチン氏は、最近の成果を称賛し、部隊を激励した。
国営テレビが放送した映像の中で迷彩服姿のプーチン氏は、「われわれの部隊が直面しているすべての戦闘任務が遂行され、クルスク州の領土が間もなく敵から完全に解放されることを期待している」と述べた。
ワレリー・ゲラシモフ参謀総長はプーチン氏に、ロシア軍は過去5日間でクルスク州の24集落を奪還したと報告した。
この放送の数分後、ウクライナ軍のオレクサンドル・シルスキー総司令官は、損失を最小限に抑えるために部隊を撤退させていることを示唆した。
フェイスブックに「最も困難な状況において、私の優先事項はウクライナ兵の命を守ることであり、これからもそうあり続ける。このため、軍部隊は必要に応じてより有利な位置に移動する」と投稿した。
ゲラシモフ参謀総長によると、ロシアはクルスク州で約1100平方キロの領土を奪還した。これは、ウクライナが昨年8月の越境攻撃で最初に占領した領土の大部分に相当する。
米国がロシアに「無条件」で30日間の完全な停戦に同意することを求めている中で、ロシアは戦場で成功を収めた。
ウクライナは、将来の和平交渉の材料にできることを期待してクルスク州を占領していた。(c)AFP