【3月12日 AFP】男子ゴルフのタイガー・ウッズ(米国)は11日、練習中に左アキレス腱(けん)を断裂し、手術を受けたと明かした。再度の負傷で、復帰の計画も暗礁に乗り上げている。

ウッズはX(旧ツイッター)への投稿で「自宅でトレーニングの強度を上げ始めたら、左アキレス腱に鋭い痛みを感じ、断裂と診断された」と発表。フロリダ州ウエストパームビーチの病院で手術を受け、執刀医の言葉として手術は「成功し、完全回復が見込める」と伝えた。すでに退院し、今後は回復とリハビリに専念するという。

復帰時期は明言していないが、アキレス腱断裂からの復帰には通常数か月かかるため、今シーズンのメジャー出場は絶望的。15回のメジャー制覇を誇るウッズは、昨年7月の全英オープン以来、大会に出場していない。

昨年9月に再び腰にメスを入れた後は、同12月に家族大会の非公式戦PNC選手権に15歳の息子チャーリー選手と出場し、今年はロリー・マキロイ(北アイルランド)と共に立ち上げた屋内ゴルフの新リーグ、TGLでもプレーしていた。(c)AFP