【3月11日 AFP】米大リーグ(MLB)のニューヨーク・ヤンキースは10日、エースのゲリット・コール投手が右肘靱帯(じんたい)の手術に踏み切り、今季中の復帰は絶望だと発表した。シーズンの開幕が近づく中でヤンキースにとっては大打撃となった。

コールは直近の登板となった6日のオープン戦後に肘の痛みを訴え、専門医のセカンドオピニオンを仰ぐためにカリフォルニア州ロサンゼルスへ向かっていた。

この日の診断後、ヤンキースはコールが11日にカリフォルニアで右肘内側側副靱帯の断裂を修復するためのトミー・ジョン手術を受けると発表した。

肘靱帯の損傷はMLBの投手によく見られ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平もこれまで2度にわたってトミー・ジョン手術を受けており、昨季は一度も登板しなかった。

2023年にア・リーグのサイ・ヤング賞を受賞し、球界最高の投手の一人と広く評価されているコールは昨季、ヤンキースのワールドシリーズ進出に貢献。シリーズは1勝4敗でドジャースに敗れた。

ヤンキースを率いるアーロン・ブーン監督はこの日、球団所有のテレビ局YESネットワークに対し、コールのけがは「競技にはつきもの」だと述べた。

ヤンキースの先発ローテーションではすでに、もう一人の重要な柱であるルイス・ギルも肩の張りで3か月離脱の見通しとなっているが、ブーン監督は、コールのけがのニュースは「決してわれわれへの死刑宣告ではない」と語り、「これは他の選手にとってチャンスになる」と話した。

ヤンキースは本拠地で行われる27日のミルウォーキー・ブルワーズ戦でシーズン開幕を迎える。(c)AFP