メッシ出番なし、10人のマイアミが辛勝
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【3月10日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)は9日、各地で試合が行われ、インテル・マイアミはリオネル・メッシがベンチから見守る中、10人でシャーロットFCに1-0で勝利した。
マイアミはGKオスカル・ウスターリが38分に退場した後、守勢に回る時間が長かったため、ハビエル・マスチェラーノ監督はメッシを最後まで起用しなかった。
メッシの欠場は3試合連続で、先週のヒューストン・ダイナモとのリーグ戦と、CONCACAFチャンピオンズカップのキャバリアSC(ジャマイカ)との決勝トーナメント1回戦第1戦も温存された。
マスチェラーノ監督は、37歳のメッシの負担を考慮していると話しており、メッシの不在はファンにとっては残念だったが、チームはその間に3連勝を飾り、判断が裏目には出ていない。
この日は前半は無得点で終了したが、後半開始直後に見事なゴールで先制。タデオ・アジェンデからのヒールパスを受けたルイス・スアレスがチップキックで戻したボールを、アジェンデが胸でコントロールし、ゴールの隅にシュートを決めた。
その後は深く引いて人数をかけることでこのリードを守った。対するシャーロットは相手の守備を破るのに苦戦し、13回のCKも生かせず、フラストレーションのたまる結果となった。
マスチェラーノ監督は、「実はどこかでレオ(メッシ)を使おうと思っていたが、1人少なくなって、しばらく出場していなかったことを考え、リスクを避けるためにベンチにとどめるのが最善だと判断した」とコメント。「リスク」が具体的に何を指すかは説明しなかった。
メッシがけがをしている様子はないが、メディカルスタッフがシーズン序盤の過密スケジュールの中で筋肉に過度が負担がかかることを懸念しているとみられ、監督も慎重な起用法になっている。(c)AFP